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【2025年版】バイクの車検を徹底解説!対象・費用・手順・注意点まとめ

バイクにも車と同じように車検が必要な場合があります。この記事では、どのバイクに車検が必要なのか、費用はどれくらいかかるのか、どこで受けられるのかをわかりやすく解説します。

1. バイクの車検が必要なケースとは?

車検が必要かどうかはバイクの排気量によって決まります。

排気量 車検の有無
250cc以下(原付・軽二輪) 不要
250cc超(大型二輪) 必要(2年ごと)

250ccを超えるバイクは、初回3年・以後2年ごとの車検が義務付けられています。

2. 車検の有効期間とスケジュール

  • 新車登録時:3年間有効

  • 2回目以降:2年ごとに更新

車検満了日は車検証で確認できます。満了日の1ヶ月前から更新可能なので、余裕を持ったスケジュールを立てましょう。

3. 車検の費用はどれくらい?

車検費用は大きく分けて「法定費用」と「整備・代行費用」に分かれます。

法定費用(概算)

項目 費用(目安)
自賠責保険(24ヶ月) 約8,760円
重量税 約3,800~6,300円
検査手数料 約1,700円
合計 約14,000~17,000円

その他費用(業者利用時)

内容 費用の目安
整備点検費用 約10,000~30,000円
車検代行手数料 約5,000~15,000円
合計 約25,000~50,000円

💡 ユーザー車検にすれば代行費用を節約できます。

4. 車検の受け方は3通り

① バイクショップに依頼(安心・ラク)

  • 点検・整備・書類手続きまでフルサポート

  • 費用はやや高め

② ユーザー車検(費用を抑えたい人向け)

  • 自分で陸運局に持ち込み、手続きと検査を受ける

  • 整備知識や時間が必要

③ 車検代行サービス(手軽さと節約の中間)

  • 専門業者が書類提出や検査を代行

  • 自分で整備済みのバイクを用意すれば費用を抑えられる

5. 車検に必要な書類チェックリスト

  • ✅ 車検証(自動車検査証)

  • ✅ 自賠責保険証明書(有効期限内)

  • ✅ 自動車税納税証明書

  • ✅ 点検整備記録簿(あれば)

  • ✅ 印鑑(認印で可)

6. 車検切れのリスクと罰則

車検が切れた状態で公道を走ると、重大な違反行為になります。

内容 罰則内容
無車検運行 6点・6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金
無保険運行 6点・1年以下の懲役または50万円以下の罰金

※ダブル違反で一発免停の可能性あり

7. よくあるQ&A

Q. 250cc以下のバイクでも点検は必要ですか?

A. はい。車検は不要でも、安全のために定期点検・整備は欠かせません。

Q. 車検切れバイクはどう運ぶ?

A. 仮ナンバーの取得またはトラックで陸送が必要です。

まとめ

ポイント 内容
車検が必要なバイク 排気量250ccを超えるバイク
車検の有効期間 初回3年、以後2年ごと
おすすめの受け方 バイクショップ or ユーザー車検で予算に応じて選択
必要な書類 車検証、自賠責、納税証明書、印鑑 など
車検切れのリスク 重大な罰則あり(6点・罰金)