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愛車を守れ!最新の盗難防止グッズをご紹介!

ライダーにとって自分の愛車が盗まれることなど考えたくもないことだと思いますが、かと言ってなんの対策もしていなければ、いつ盗難にあってもおかしくありません。

自分には関係ないと思わず、被害者にならないようできる限りの対策を講じておくに越したことはないのです。

今回は愛車を盗難被害から守るためにおすすめの最新盗難防止グッズについてご紹介します。

バイクの盗難は日々起こっている!

警察庁の犯罪統計資料によると、昨年(令和3年1月〜12月)のオートバイの盗難件数は7,569件も起こっています。令和2年1月〜12月は9,018件であったため、その被害件数は少なくはなっていますが、それでもその数はかなりのものだということが分かります。

年間数千台単位でバイクが盗まれていると知ると、あながち他人事とは思えなくなるのではないでしょうか?

単純計算でも1日に約20台のバイクが盗難被害に遭っているのが現状です。いざ自分のバイクが盗まれてからでは遅いので、常に盗難対策は講じておくのがよいでしょう。

盗難防止グッズ8選

それではバイクの盗難を防ぐためにオススメの盗難防止グッズをご紹介したいと思います。今回は数ある防犯グッズの中でも特にオススメの商品を8つ選定しました。順番に見ていきましょう。

チェーンロック

最初にご紹介するチェーンロックは防犯グッズの中でも代表的なものです。細めのワイヤーで作られた簡易的なものから、かなりの太さと強度を持つものまで豊富な種類があります。

オススメなのは一つではなく複数取り付けることです。強度が強く重いものは金額もそれなりに高いですし、持ち運びにも不便です。自宅では強力なロックを使い、出先では比較的リーズナブルで持ち運べるものを使い分けるのもいいでしょう。

アラーム付ディスクロック

ブレーキのディスクローターの穴に金具を差し込み固定するディスクロックにアラーム機能が搭載されたものです。アラームは振動や傾きを感知して大音量で警報を鳴らしてくれるため、実際にロックをいじられる前にひるんで逃げる効果も期待できます。

ただし、アラーム付のロックはディスクロックに限らず、ちょっとした振動でも鳴ってしまうものもあるので、誤作動をいちいち止めにいかなければならない可能性もあることは覚えておきましょう。

ブレーキレバーロック

ブレーキレバーロックとは、フロントブレーキレバーとグリップ部分に取り付けて、常時フロントブレーキがかかった状態にすることで、フロントタイヤをロックする防犯グッズです。

小型のものが多いため持ち運びに便利な上、ディスクロックのように取り外すのを忘れてバイクに傷がついたといったミスも起こりにくいのが特徴です。

ただし、長くブレーキをかけ続ける状態はバイクにとってもいいとは言えないため、毎日使うという人にはいいですが、長期間の保管の際には注意が必要です。

U字ロック

金属製のU字ロックをホイールに通して取り付けるタイプのロックです。チェーンロックと同じくタイヤの回転が妨げられることで盗難を防ぎます。比較的安価で丈夫なため、最初の防犯グッズとして導入するのもオススメです。

ただし、タイヤを動かせなくてもバイク自体を持ち上げてトラック等で盗難されてしまう可能性もあるため、その他の防犯グッズとの併用や、地面と固定するとよいでしょう。

イモビライザー

イモビライザーは、不正にエンジンを始動させない仕組みの盗難防止装置です。電子制御の現代のバイクには効果絶大ですが、基本的には納車時にメーカーで取付する必要があり価格もそれなりです。今後は多くの車種で標準装備されるものだとは思いますが、最近はイモビライザーを解除するような装置を持っている窃盗団もいるようなのでこれが装着されているからと言って油断はできません。やはり物理的な防犯対策との併用が効果的と言えるでしょう。

地球ロック

ある意味最強の防犯対策と言われているのがこの「地球ロック」と呼ばれるものです。簡単に言うと地面に固定してバイクを動かせないようにするものです。

先に挙げたチェーンロックやU字ロックを用いてバイクと例えばアンカーボルトが埋め込まれたコンクリート駐車場を固定するようなことを指します。その名の通り地球ごと盗難することは不可能なため効果絶大と言えますが、出先ではそういった強固な固定ポイントというものはあまりないため、どこでも使えるものではないというのが唯一のデメリットと言えるでしょう。

防犯カメラ

防犯カメラは設置されていることで、犯人に対して精神的な抑止力となる点が大きなメリットです。バイクを盗む側も撮られていると分かっていながら盗む人はそう多くはありません。それだけバイクの盗難に目を光らせているというアピールにもなりますし、万が一、盗まれた際にも確たる証拠として利用できます。

値段もピンキリなので、せっかく設置するのであれば夜間でも犯人の顔が分かるような画質のいいものを選ぶようにしましょう。

バイクカバー

バイク盗難防止アイテムとして地味に効果的なのがバイクカバーです。もちろんバイクカバー自体に盗難を防止するような機能はありませんが、実はバイクが見えない、車種が特定できないという点はかなりの抑止力になるのです。

バイクを盗む人間は事前に下見をして車種や装備品、バイクの状態などをチェックしていることも多いため、バイクカバーで覆われているとそれらの確認ができないというのが理由です。

バイクをよりキレイに保つためにも効果的であり、安価で簡単に始められる防犯対策としてバイクカバーを導入することはオススメです。

まとめ

日々バイクの盗難は起こっており、いつ自分の愛車が盗まれるか分からないのが実情です。自分には関係がない、まさか自分のバイクが盗まれるはずはないなどと考えず、大切な愛車を守るため日頃から防犯対策を講じておくに越したことはありません。

ただし、これさえやっておけば絶対に大丈夫という対策はないため、複数のアイテムを併用したり、ガレージやバイクカバーでバイクの存在自体を隠すといった方法も効果的です。費用や普段駐輪する場所に合わせて対策を講じるとよいでしょう。