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現金払い・ローンだけじゃない!バイクを手に入れる方法をご紹介(残価設定、レンタル、サブスクなど)

バイクを購入しようとするとき、一番の問題となるのがその購入費用ではないでしょうか?

どんなに乗りたいバイクがあっても金額次第で諦めざるをえないという経験をした方も多いと思います。

しかし、実はバイクを手に入れるにはいくつか方法があるのをご存知でしょうか?

今回はそんなバイクの入手方法について詳しく解説していきたいと思います。

バイクを購入するには

バイク購入においてその支払い方法でまず最初に思いつくのはなんでしょうか?

現金一括払いで買ったという方が多いのではないでしょうか?

もちろん銀行などでローンを組んで購入したという方もいらっしゃると思いますが、それも販売店自体にはひとまず一括払いで支払ったのではないでしょうか。

そして銀行などに月々ローン残額を返済しているというパターンだと思います。

一番の理想はすでに手元にある貯金などから現金一括払いで購入することでしょう。実際、それが最もお得に購入する方法ではありますが、それだとどうしても購入できるバイクは限られてきてしまうというのが最大の難点です。

バイクを手に入れる方法は他にもある!

それでは早速、現金払いやローンを組む以外にバイクを手に入れる方法をご紹介したいと思います。

今回は代表的なものとして、残価設定型ローン、レンタルバイク、サブスクの3つについて詳しく説明していきます。それでは順番に見ていきましょう。

残価設定型ローン

最初にご紹介する残価設定型ローンですが、自動車購入の際に「残クレ」という言葉を耳にした方もいるのではないでしょうか?車ではかなりメジャーな購入方法になっていますが、実はバイク購入に際してもこの「残クレ」が展開されています。

簡単に説明すると、残価設定型ローンとは契約時にあらかじめ設定した残価を3年から5年後に据え置きし、残価を差し引いた金額を分割で支払う仕組みのことです。

仮に、車両価格が100万円のバイクを、3年後の残価率を40%に設定して購入した場合、100万円の40%(40万円)を差し引いた残りの60万円+利息を、3年間で返済するということになります。

ホンダでは「Honda Dream 据置クレジット」という名称で126cc以上の新車、カワサキでは「残価設定プラン」という名称で401cc以上の新車、ヤマハでは「YSPスペシャルローン」という名称で126cc以上の新車を対象に各社残価設定型ローンを導入しています。

残価設定型ローンの最大の利点は、車両価格の一部を残価として据え置きしているため通常のローンで購入するよりも月々の支払額を安く抑えられるという点です。

また3年から5年といった短いスパンで新車に乗り換えたいという人にも向いている購入方法と言えるでしょう。

レンタルバイク

続いてご紹介するのはバイクを購入するのではなく、レンタルして乗るという方法です。

なにもバイクに乗るのは購入だけが手段ではありません。

通常のレンタカーのように時間に応じて料金が課金されていく、いたってシンプルな方法であり、一時的とは言えバイクを手に入れることができます。

もちろん通勤や通学で毎日バイクに乗るような人の場合は、数ヶ月で新車が買えるほどの費用がかかってしまうので向いているとは言えませんが、購入前に試しに乗ってみたいバイクがあるという方や県外などの旅先でのツーリングを楽しみたいという方にはおすすめの乗り方でしょう。

また今現在、バイクを所有しているが月に1回程度のツーリングを楽しむだけという方の場合は維持費を考えると、その時だけレンタルバイクを借りるという乗り方の方がトータルコストで考えると費用を抑えられるというパターンもあるため、あまり乗っていないという方は一度試算してみることをおすすめします。レンタルバイクだと毎回違うバイクに乗れるというメリットもあり、様々なバイクを楽しむことができるのもおすすめポイントです。

サブスク(定額制)

最後にご紹介するのが近年よく聞くようになったサブスク(サブスクリプションサービス)です。定額の月額制でバイクを借りることができるため、レンタルバイク以上購入未満というレベルでバイクを所有することができます。

金額は車種や排気量によってかなり差があり、安いものだと2万円を切るものから、高いものだと10万円を超えるコースも存在します。

サブスクの場合もレンタルバイク同様にバイクの車検や整備の心配も基本はいらないので、涼しい季節だけバイクに乗りたいという方や、一定期間ごとに色々なバイクに乗り換えたいという方には最適なプランと言えるでしょう。

ただし、常にサブスクを利用し続ける乗り方であれば、費用としては確実に購入した方が安く済むため、どういった乗り方をしたいのかしっかりと計画を立てた上で利用することをおすすめします。

まとめ

バイクを所有するためには現金での一括払いやローンを組むのが一般的ではありますが、他にも手に入れる方法をご紹介しました。

高くて手が出なかった乗りたいバイクがある方は残価設定型ローンを、短期間だけの利用や様々なバイクに乗ってみたいという方はレンタルバイクやサブスクを利用してはいかがでしょうか?

それぞれメリット・デメリットがあるため、よく熟考した上で自分にあったバイクの入手方法を選ぶようにしましょう。