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春先におすすめコーディネートをご紹介!

全国的に厳しい寒波が襲い例年以上に寒い冬となりましたが、もうすぐすると暖かい春がやってきます。春の陽射しがとても気持ちのいいこの季節はバイクに乗るのにもうってつけの季節と言えます。

ただし、朝はまだ肌寒く、昼間は暑く、夕方になる頃にはまた肌寒くなるといった服装に大変迷う時期でもあり実際にコーディネートに迷うライダーの方もいると思います。

そこで今回は春先にオススメのコーディネートについて、気をつける点やおすすめのウェアなどをご紹介したいと思います。

寒暖差に注意が必要!

冒頭でもお伝えした通り、春はバイクに乗るにはいい季節ではありますが、朝夕の寒暖差には注意が必要な季節でもあります。ずっと暑い夏やずっと寒い冬はある意味コーディネートに迷うことはほとんどありません。

しかし、春は夏に近づくような暑い日中になったかと思いきや、日が沈みだすと一気に冬に戻ったような1桁の気温にまでなることもあるため、服装に悩まされることが多くあります。

オススメの春のバイクウェア

今回は、そんな春の寒暖差をうまく乗り切るためのオススメのコーディネートをジャケット、グローブ、パンツ、インナー、シューズと5つに分けて順番にご紹介したいと思います。

ジャケット

まずは最も重要なウェアであるジャケットからです。

春にオススメとしてはやはり、3シーズンジャケットと謳われている「春・夏・秋」の3シーズンに使えるモデルです。

この3シーズンジャケットと呼ばれるものの多くがインナーとアウターが分かれる構造となっているため、インナーの着脱により体温調整が可能となっています。

またジャケットの中にはさらに着脱パーツを増やしたり、開閉できるベンチレーション機能を搭載したりして全季節に対応できる、オールシーズンジャケットと呼ばれるものも存在します。すべてを1つで済ませたいという方はこちらもオススメですので、自分のバイクライフにあったものを選ぶと良いでしょう。

グローブ

続いてご紹介するのがグローブになります。アクセル操作やクラッチ操作に直結するグローブは安全面からも重要なアイテムになります。

ジャケットと同様に3シーズン使えるタイプのグローブがおすすめです。

夏用のメッシュタイプグローブと冬用の防風・防寒タイプのグローブの2種類だけ持っているという方も多いかもしれませんが、春先だと夏用では朝夕が寒すぎ、冬用だと日中は汗ばんでしまいます。

またインナーグローブというグローブの中に着用する薄手のグローブもあるため、それを併用して夏用ローブと組み合わせるというのもオススメ方法です。

防水用のインナーグローブを持っていれば、防寒用としても使えるため、雨の日もバイクに乗るという方はお住まいの地域にもよるかもしれませんが、これ1つで対応することも可能かもしれません。

パンツ

パンツについては、デニムや厚手の長ズボンを着用するというライダーの方もいるかもしれませんが、やはり安全性を考慮すると、プロテクター付のバイク用をオススメします。

デザイン性を重視したいという方は擦れや引き裂きに強い高機能素材を使用しているものを選ぶようにしましょう。

今は業務用から派生したような機能性に特化したおしゃれなパンツも多くあるためオススメです。

ジャケットやグローブに比べると影響は少ないかもしれませんが、やはりパンツも寒暖差に対応できる開閉可能なベンチレーション機能があるようなモデルの方がより快適な運転が可能になるでしょう。

インナー

上でご紹介してきたように3シーズンやオールシーズン対応のものを持っていない場合は、インナーだけ購入し、夏用のものと併用するという方法もあります。

バイクの場合は特に風が体感温度と直結するため、夏用のメッシュジャケットの下に防風インナーを着込むことで春先の肌寒さくらいであればしのげる場合もあります。

防風インナーの多くは薄くて軽くコンパクトに収納できるため、暑くなってきて脱いだとしても大きな荷物になることがないのもメリットです。なによりも高価な3シーズンジャケットやオールシーズンジャケットに比べて、安価で手に入れられるという点が最大の魅力です。お気に入りの夏用ジャケットを長い期間使いたいという場合にもこの方法はオススメです。

シューズ

シューズについて、季節ごとに変えているという方はあまり多くはないかと思いますが、ブレーキ操作、ギア操作に直結する足も重要視すべきポイントです。

まずは安全性が最重要項目なので、くるぶしより上のハイカットシューズ・ブーツを選ぶようにしましょう。

またシフトアップの時にどうしても左足の先端部分が擦れてくるため、バイク専用品を選ぶのがやはりオススメです。そして寒暖差対策としてはベンチレーション機能を備えたものを使用すると快適に過ごせるでしょう。指先1つで簡単に開閉できるものもあるため、春先のツーリングには持っていて損はないアイテムです。

まとめ

今回は意外と難しい春先のおすすめコーディネートについて、バイクウェアを部位ごとにご紹介しました。どうしても暑い夏と寒い冬にフォーカスしたバイクウェア選びになりがちではありますが、春はツーリングにも最高の季節です。

より快適なコーディネートで運転することでより楽しく、かつ安全に過ごすことができるでしょう。春専用品を揃えるのが難しければ各インナーと夏用を組み合わせて使うというのもオススメです!