バイク基礎知識

2023年上半期新車販売台数について!人気車種もご紹介!

コロナ禍によりバイクブームとなりましたが、現在の状況はどうでしょう。

毎年発表される新車販売台数から現在の傾向を知ることができます。

今回は2023年上半期におけるバイクの新車販売台数についてまとめ、併せて今人気の車種をご紹介したいと思います。

2023年上半期の販売台数(軽二輪)

全国軽自動車協会連合会によると、2023年上半期(1~6月)の軽二輪車(126cc~250cc)の新車販売台数は3万5204台と昨年同期実績の91.2%にとどまりました。

昨年まで4年連続で前年同期実績を上回っていたので実に5年ぶりに前年度を下回ったこととなります。

コロナ禍によってバイクは密を避ける移動手段として注目され、昨年度までは前年同期比でもかなりのプラスとなっていましたが、コロナが落ち着いたことに比例してバイクの販売数も減少した形となりました。

メーカー別で見てみると、ホンダが2万0154台で7年連続の増加(前年同期比13.3%増)となり、5年連続のトップとなっています。なお、今回唯一前年度比で増加しているのはホンダのみとなっています。

2位となったのがヤマハで5249台ですが、3年連続のマイナスとなっています。また昨年度、統計開始以来初の2位に浮上したのがスズキでしたが、今回は4056台で3位となりました(前年同期比58.3%)。

4位のカワサキは2966台で昨年同期比64.7%にとどまりました。輸入車などのその他は2779台で4年連続の増加とはなりませんでしたが、昨年同期比は97.9%とほぼ変わらない結果となっています。

こうやって見てみると、2023年上半期は昨年度までの二輪ブームが少し落ち着いた結果となったことが分かります。

2023年上半期の販売台数(小型二輪)

続いて軽二輪車(250cc〜)の新車販売台数についてですが、4万4567台となり、昨年同期実績である5万1035台の87.3%にとどまり、軽二輪と同じ結果となりました。

メーカー別で見てみると、ホンダが1万1211台でトップとなりましたが、その実績は前年同期比74.0%となっています。2位にはカワサキの1万0436台がピタリとつける形です。

3位はヤマハの4778台、4位がスズキの3647台と続いています。

2023年上半期、小型二輪クラスは国内4大メーカーすべてにおいて、昨年同期比がマイナスとなっていますが、唯一、輸入車などのその他は1万4495台となり、昨年同期実績である1万3642台から6.3%増のプラスとなりました。

新車販売人気車種5選

それでは新車販売の中でどのようなモデルのバイクが売れているのでしょうか。

今回は近年特に人気なモデル3選をご紹介したいと思います。

CL500(ホンダ)

ホンダから今年の5月25日に発売された新型スポーツモデル「CL500」は国内メーカーでは珍しいスクランブラースタイルのバイクで今、大変人気となっています。

アップライトなライディングポジションの車体に、扱いやすい水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ・直列2気筒471cm3のエンジンを搭載しています。

特筆すべきはアップタイプのマフラー、タンクパッド、ワディング加工を施したフラットタイプのシート、セミブロックパターンのタイヤを採用している点です。

これで税込863,500円はかなりコスパの高いバイクと言えるでしょう。

ダックス125(ホンダ)

続いてもホンダからですが、昨年発売されたダックス125も高い人気を誇っています。

その名のとおり犬種のダックスフンドをイメージしたスタイリングが特徴的です。

そのスタイリングを特徴づける鋼板プレスを用いたT字型のバックボーンフレームに、力強い出力特性と優れた環境性能を両立した空冷・4ストローク・OHC・123cm3単気筒エンジンと、クラッチ操作や頻繁なシフト操作を必要としない自動遠心クラッチを採用した、4速トランスミッションを搭載しています。

 力強い出力特性を持ち、最新の排出ガス規制に対応した、空冷・4ストローク・OHC・123cm3単気筒エンジンを搭載。クラッチ操作を必要としない自動遠心クラッチに4速トランスミッションを採用しています。

 加えて高剛性なキャストホイールに、12インチサイズのチューブレスタイヤを組み合わせるとともに、倒立フロントフォークならびに前後輪ディスクブレーキ(前輪にはABSを標準装備)、灯火器類には丸形のLEDヘッドライト、ウインカーが採用されるなどこのクラスでは必要十分な装備となっています。

通勤通学にはもちろんちょっとしたツーリングまでも楽しめる一台です!

Vストローム800DE(スズキ)

スズキの名車であるVストロームファミリーに新たに加わったのがVストローム800DEです。

新開発された775cm3パラレルツインエンジンには「スズキクロスバランサー」が採用され、エンジンから発生する振動を抑制してくれるだけでなく、エンジンの小型化と、軽快なハンドリングに貢献しています。

スズキドライブモードセレクター(SDMS)と呼ばれる3つの走行モードから任意のモードを選択できるシステムは、最高出力は変わらず、出力フィーリングの違いを体感できるように設定されており一台で違った走りを味わえます。

さらにライダーがクラッチやスロットル操作をせずにシフトアップ/ダウンが可能なシステムである双方向クイックシフトシステムも搭載(OFFにも切り替え可能)され、Vストロームの可能性にさらなる広がりをみせた一台に仕上がっています。

まとめ

2023年上半期の新車販売台数を調べてみると、昨年まではコロナの影響を受け活性化していた二輪市場も今年は少し落ち着いたかと思えるような結果となりました。

しかし、昨年までが実績がよかっただけに販売台数比を見ると大きく落ち込んだように見える部分もありますが、これまでのバイク市場を考えると一概にバイク人気が落ちたとまでは言えません。

特に今回ご紹介したような人気車種は未だに納車まで時間がかかるという事実もあるため、しっかりとコロナや半導体不足の影響が収まり、十分な生産台数が確保できるようになれば、再び販売台数も回復するでしょう。これからもバイク市場が活性化することを祈っています。